四間飛車道場〈第10巻〉急戦VS穴熊 (東大将棋ブックス) 価格: 1,260円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 対四間飛車でも一直線に振り飛車穴熊にくまれるとそれだけで作戦負けになってしまうことが多かったが、本書を読むことで急戦でもきちんと指せば十分対抗できることがわかった。 対振り飛車に対して急戦で挑むことが多い人には必須の本ではないだろうか。 しかし、対穴熊急戦では、一手の違いが非常に大きいため、後手番では応用しにくいようにおもう。 後手番での急戦策についても言及してほしかった。 |
居飛車穴熊撃破―必殺藤井システム (パーフェクトシリーズ) 価格: 1,260円 レビュー評価:3.5 レビュー数:2 藤井システムは、居飛車側の対抗策と、それに対するシステムの更なる対抗策が凄まじい勢いでしのぎを削った結果、本書の内容が「前時代的」に見られてしまうのは仕方がない。 だが思い出して欲しい。居飛穴の隆盛でめっきり登場回数の減った中飛車(ごきげん中飛車を除く)だが、☆居飛穴退治の切り札として藤井システム登場→☆藤井システム対策に『ミレニアム』出現→☆対ミレニアムの有力策として中飛車が復活!というように、対抗策を突き詰めると原型が再出現するパターンは決して珍しくない。 さらに本書は振り飛車党のもう一つの難敵、左美濃に逆ネジを食らわせる指し回しも解説 |
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田中流 鉄壁居飛車穴熊 (一手決断 将棋戦法) 価格: 819円 レビュー評価:4.0 レビュー数:2 田中先生の居飛車穴熊の棋譜解説本。穴熊の感覚が身につく本だと思います。私はこの本を読んで穴熊特有の食いつく攻めに感動しました。いい本だと思います。但し、内容的に古い点が欠点。 |
ラッコの道標―ラッコが教えてくれた多様な価値観 価格: 1,680円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 この本のジャンルは何だろう? いや…実はこの本だけではなく、中村元という著者の本はすべてそうかもしれない。 現在、鳥羽水族館副館長の氏は、ラッコに出会い、ラッコを見ている人々に出会い、ラッコにまつわる様々な出来事を体験してきた。 それは、人間社会というフィ−ルドから、ガラス越しにラッコが可愛いと眺めている視点とはまるで違うものだった。 今はやりの癒し系の本でもなく、哲学書でもなく、心理学の本でもない著書が、自分以外の生き物をこれほどまで寛容に受け入れるスペ−スを心の内 |
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鈴木流四間穴熊 (振り飛車新世紀) 価格: 1,260円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 試験穴熊を得意にしている棋士といえばこの本の著者であり、そのため非常にわかりやすい内容となっている。残念な点は研究編における変化の量が少ないことだ。実践編は筆者の棋風が十分に伝わる内容になっている。四間穴熊だけを取り上げた本は少ないので四間穴熊を指してみたい方は特にお勧めである。 |
実戦教室 攻める振り飛車―四間飛車穴熊&力戦振り飛車 価格: 1,260円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 四間飛車穴熊5局、力戦振り飛車(中飛車、升田式石田流)5局づつ掲載されいます。 5年前の本なのでご機嫌中飛車や鈴木システムは掲載されていませんが、 全盛期の鈴木8段の棋風を学べます。 |
アナグマたちと冷たい月〈上〉 価格: 1,631円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 タイトルと美しい表紙の絵、挿絵の可愛らしいアナグマにだまされてはいけません。 動物好きの読者は安易な気持ちで手に取り、 読み始めてすぐに当てが外れたことに気づくことになるでしょう。 ただ、悪い結果を生み出す誤解ではありません。 読者の心にしっかりとした「何か」を残す物語となるでしょう。 これは実話を基に書かれた、つまりアナグマの側から見た受難の日々の物語。 突然の大殺戮。 それに対するアナグマたちの自己犠牲と勇気、愛と別れ、希望と絶望。 そんな物語。 人間の社会の縮図のようなアナグマた |